Vim Adventures がめっちゃ面白かった。
こんにちは!k-junです。
最近とある外国人エンジニアの方からVim Adventuresというゲームを紹介して頂きプレイしたのですが、めちゃくちゃいいものだったので 感想を書き残しておこうと思います。
Vim Adventuresとは
Vimの初学者の方がよりVimに慣れ親しむことができるように作成されたブラウザゲームです。 全部で13ステージ存在し(1~12, 14)、4~12, 14は3000円と有料になっております。 また基本的に英語で進んでいくため、英語に多少慣れていないときついかもしれません。 自分は1-12までプレイして14で諦めましたww 14のエクストラステージ感が凄すぎました....
画像の中で軽くグレーがかかっているマス(Shadow Cursor)を動かしてゲームを進めていくこととなります。
こだわり
ゲームとしても面白いのですが、何より色々な動作がVimに基づいていて笑ってしまいますw
ゲームのセーブ&ロードは:w
と:e
だったり。:b
でbuffer使い出した時はびっくりしましたw
移動に関しても矢印キー(Arrow Key)を使用するとやんわり使わない方がいいよと言われたりw
一番いいなと思ったのは:login
とか打つとログインフォームが出てくるんですよ!
もうこれからいろいろなサイトで:login
と入力したらログインページに飛ばされるような仕組みにしてくれませんかね?
なぜ凄いのか
このゲームの凄い点はただプレイすることでVimに慣れると言う点につきます。 プレイヤーをVimの世界に導いている要因としてはこのゲームの以下の点が挙げられます。
key
が解放される順番
RPGなどでよくある方式でだんだんとできることが増えていくのですが、これの順番がいいんですよね。
Vimを勉強しようと思うとやはり最初に学ぶのが4種類の移動とi
だと思うのですが、このゲームではi
, a
などの
入力系はかなり後に出てきます。
その代わりにw
, e
, b
, f
, t
などの各種移動系が前半のメインディッシュになります。
d
, y
, c
もi
, a
などより先に登場するので、安易にi
, a
を使って入力してしまうというのが減るのかなと。
- 至る所で登場するパズル
Vim AdventuresではVim Golfのようなパズルが至る所に登場するのですが、これも上達に一役買っているのではないかと思います。
画面左上に表示される数字はkey
を押すことができる使用回数で、この回数内で移動、修正を行うというパズルになります。
これにより安易にh
, j
, k
, l
を使用せず、どうやったら入力回数が減らせるかを自動的に考えるようになります。
まとめ
百聞は一見にしかずとも言いますし、少しでも気になった方はステージ1~3は無料ですので試してみてはいかがでしょうか? 全て英語という点で少しハードルは高いと思いますが、英語の箇所は基本的に(Level 5が多少謎解き)Vimのコマンドの説明ですし、 何よりゲームとしてのクオリティが高いのでおすすめです!!